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CalendlyとDoodleとCal.comの違いを比較|用途と機能で選ぶ

読む目安 約6分 更新日 2026-07-17

Calendly、Doodle、Cal.comはいずれも日程調整に使えるツールですが、予定が決まるまでの流れが違います。

CalendlyとCal.comは、主催者が公開した空き時間のなかから、相手に1枠を選んでもらう予約が中心です。一方Doodleは、複数の候補日に参加者が回答し、その結果を見て主催者が最終日時を決める使い方に向いています。

そこでまずは「相手に空き枠を選んでもらうのか」「参加者全員から都合を集めるのか」を決めると、候補を絞りやすくなります。そのうえで、空き時間の設定、参加者側の操作、チーム利用、料金条件を確認していきましょう。

結論を先に

1対1の予約を受け付けたい場合と、複数人の候補日をまとめたい場合とでは、適した仕組みが違います。

Calendly

こんな人に

空き時間を公開し、相手に1枠を選んでもらいたい

Doodle

こんな人に

複数の候補日へ参加者の都合を集めたい

Cal.com

こんな人に

空き時間予約に加えて、複数の稼働時間設定やWebサイトへの埋め込みも検討したい

チームで使うなら、担当者への振り分けを重視するのか、組織単位の管理まで必要なのかも判断材料になります。

3製品の主な違い

比較項目CalendlyDoodleCal.com
日程調整の始め方イベントタイプの予約リンクを共有する主催者が複数の候補日時を提示するイベントタイプのURLで空き時間を公開する
参加者の操作表示された空き枠から1つ選ぶYes、If need be、Noで回答する表示された空き時間から1つ選ぶ
日時の確定選ばれた枠で予約を受け付ける回答を見て主催者が最終日時を確定する選ばれた枠で予約を受け付ける
カレンダーとの関係「予定あり」の時間と利用可能時間などを組み合わせて空き枠を制御する接続したカレンダーで既存予定との重複を確認できる複数の稼働時間設定と「予定あり」の時間の確認を組み合わせる
チーム利用で見る点Teams以上で担当者への振り分けを使えるグループ投票で参加者の回答を集めるTeamsは1チームまで。組織横断の権限管理などはOrganizations以上

CalendlyとCal.comは似た予約方式ですが、材料から確認できる設定範囲には違いがあります。Doodleは、そもそも参加者の回答を集めてから決める流れが中心です。

製品名だけで比べるより、普段の日程調整をどの流れに置き換えたいかで考えると判断しやすくなります。

予約の始め方で選ぶ

Calendlyは、決めた空き枠を相手に選んでもらう

Calendlyでは、主催者がイベントタイプごとの予約リンクを共有します。イベントタイプとは、予約してもらう予定の種類のことです。相手は、そこに表示された空き枠から都合のよい時間を選びます。予約画面はWebサイトへ埋め込むこともできます。

たとえば、相談や面談の所要時間を主催者側で決めておき、空いている枠だけを提示したい場面に合う流れです。複数候補への出欠を一度集めるのではなく、予約できる時間を先に整えておく方式だと考えてください。

Doodleは、候補日への回答を集めてから確定する

DoodleのGroup Poll(候補日投票)では、主催者が候補日時を並べ、参加者がそれぞれにYes、If need be、Noで回答します。If need beは「必要なら参加できる」という意味です。回答する人はアカウントを作る必要がなく、名前とメールアドレスを入力すれば参加できます。最後は主催者が結果を見て日時を確定します。

複数人の予定がまだ分からず、最初から1つの予約枠へ決められない場合に使いやすい流れです。たとえば、数人で集まる日の候補を出し、全員の回答がそろってから最終日を決める場面が考えられます。

Cal.comは、イベントタイプのURLで空き時間を公開する

Cal.comも、イベントタイプのURLを通じて空き時間を公開し、予約する人が時間を選ぶ方式です。複数の稼働時間設定と、接続カレンダーで「予定あり」となっている時間の確認を組み合わせて、表示する予約枠を作れます。

予約画面はWebサイトに埋め込めます。また、予約成功、キャンセル、振り分けに関するイベントを受け取ることもできます。予約画面を自社サイト内に置きたい場合は、確認したい候補です。

空き時間とタイムゾーンの扱い

日程調整では、どの時間を空きとして見せるか、そして相手にどの時刻で見せるかが実務に直結します。3製品の扱いは次のように違います。

Calendlyは、接続カレンダーで「予定あり」となっている時間に加えて、利用可能な時間、予約を受け付けるまでの最低時間、予定前後の余白を組み合わせて予約枠を制御できます。相手には、自動検出された現地のタイムゾーンで枠を表示します。

Doodleでは、投票の時刻が参加者ごとのタイムゾーンへ自動変換されます。カレンダーを接続すると、候補日時と既存予定の重複も確認できます。異なる地域の参加者から回答を集めたい場合は、この表示方法が判断材料になります。

Cal.comは、アカウントに設定したタイムゾーンを稼働時間の基準にします。接続したカレンダーは、「予定あり」の時間の確認と予約予定の作成に使われます。複数の稼働時間設定を使いたい場合は、その設定方法まで見て選ぶとよいでしょう。

チームで使うときの違い

Calendlyは、担当者へ予約を振り分けるround robin(ラウンドロビン)をTeams以上で提供します。複数の担当者へ予約を振り分けたいチームでは、無料枠ではなくTeamsの条件を確認する必要があります。

Doodleでまず注目したいのは、複数の参加者が候補日へ回答できるGroup Pollです。ただし、次の機能はProfessionalの対象です。回答を集める運用でこれらが必要なら、有料プランを含めて検討します。

Cal.comのTeamsは1チームまでです。複数の組織をまたぐ権限管理や、SSO、SCIMが必要な場合はOrganizations以上に分かれます。まず小さなチーム単位で使うのか、組織全体の管理まで必要なのかを切り分けると、検討するプランが明確になります。

通知をどう使いたいか

Calendlyでは、Standard以上でミーティング前のリマインダーなどを利用できます。Doodleは最終日時の通知を標準で行い、未回答者への自動リマインダーはProfessionalで提供します。

Cal.comでは、予約の前後、キャンセル、日程変更に応じて、メール、SMS、WhatsAppによる通知の流れを構成できます。

単に予約確定を知らせればよいのか、それとも予約前後の連絡まで組み立てたいのかで、確認すべき機能が変わります。

料金を比較

3製品とも無料の入口があります。ただし、無料で使える範囲はそれぞれ違います。Calendlyの無料プランはイベントタイプと接続カレンダーが各1件です。Doodleの無料プランではGroup Pollを作成できますが、1回の投票に置ける候補は10枠までです。Cal.comのIndividualsは1人向けで、イベントタイプ、カレンダー接続、会議数に使用量上限を設けないと案内しています。

ツールプラン料金・条件
Calendlyfree個人向けの恒久無料プラン。1 user、1 event type、接続calendar 1件を含む
Calendlystandard年払い表示で、1 seatあたり月額相当10 USD
Calendlyteams年払い表示で、最初の30 seatsまでは1 seatあたり月額相当16 USD。31 seats以降は段階単価が下がる
Doodlefree0 USDでGroup Poll、booking page、Sign-up Sheetを作成できる
Doodleprofessional_singlerest of worldのProfessional single licenseは月払い15 USD、年払い132 USD
Doodleteamrest of worldのTeam年払いは1 userあたり月額相当8.95 USD。2 users以上が必要
Cal.comindividuals1 user向けのfree foreverプラン。event types、calendar connections、meetingsの使用量上限を設けないと案内する
Cal.comteams年払いで1 userあたり月額相当12 USD
Cal.comorganizations年払いで1 userあたり月額相当28 USD

注意

料金は2026年7月17日時点のグローバル参照のUSD表示です。3製品とも日本固有の公式料金は確認できていないため、日本価格としてではなく、契約前に最新の公式表示を確認するための基準として見てください。

無料で試す場合も、無料かどうかだけで決めるのではなく、必要な予約方式と制限を一緒に確認します。最初の分かれ目は、Calendlyならイベントタイプとカレンダー接続の件数、Doodleなら候補枠数、Cal.comなら個人利用かチーム利用かです。

用途別の選び方

Calendlyは、主催者が空き時間を整え、相手に1枠を選んでもらう予約を始めたい場合の候補です。「予定あり」の時間との重複回避、予約受付までの最低時間、前後の余白まで調整したい場合にも確認しやすい構成です。チームで担当者への振り分けが必要ならTeams以上を見ます。

Doodleは、候補日時を先に複数出し、参加者の回答を見てから最終決定したい場合の候補です。回答者にアカウント作成を求めずに投票を集めたい場合にも合います。回答期限や自動リマインダーなどが必要ならProfessionalを確認します。

Cal.comは、相手に空き時間から選んでもらう方式を使いつつ、複数の稼働時間設定やWebサイトへの埋め込みも検討したい場合の候補です。チームと組織では利用条件が分かれるため、必要な管理範囲を先に決めるとプランを選びやすくなります。

確認しておきたいこと

日程を決めるとき、相手に空き枠を1つ選んでもらいたいか、複数人から候補日への回答を集めたいか
無料プランの件数制限や候補枠数で、実際に予定している予約を扱えるか
チーム利用では、担当者への振り分け、回答者へのリマインダー、組織単位の権限管理のどれが必要か

よくある質問

Q.3製品とも無料で試せる?

A.はい。CalendlyにはFree、DoodleにはFree、Cal.comにはIndividualsという無料の入口があります。ただし、Calendlyはイベントタイプと接続カレンダーが各1件、DoodleのGroup Pollは候補が10枠までです。Cal.comの無料プランは1人向けなので、チーム利用を始める場合はTeams以上を確認します。

Q.複数人の候補日を集めるならどれ?

A.DoodleのGroup Pollが候補です。主催者が複数日時を提示し、参加者が各候補へ回答した後、主催者が最終日時を確定します。

Q.1対1の予約ならCalendlyとCal.comをどう比べる?

A.どちらも空き時間を公開し、予約する人に1枠を選んでもらう方式です。Calendlyでは最低通知時間や予定前後の余白を含む空き枠制御、Cal.comでは複数の稼働時間設定やWebサイトへの埋め込みを確認できます。チーム利用では、Calendlyの担当者振り分けと、Cal.comのチーム・組織別の管理範囲も比較してください。

出典

確認日: 2026-07-17(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Calendly

Doodle

Cal.com