Zoom Scheduler(ズーム スケジューラー)は、自分の空いている時間を相手に提示し、予約日時を選んでもらうための日程調整機能です。予約ページやリンクを共有し、カレンダーの予定と照らし合わせながら、そのままZoomミーティングにつなげられます。
検討するときに大切なのは、予約方法の種類だけを見ないことです。いま使っているZoomアカウントにSchedulerの利用権が付いているか、接続したいカレンダーがいくつあるか、チームでどう担当者を割り当てたいかまで確認しましょう。無料のScheduler Basic、ユーザー単位の有料アドオン、Zoom Workplace BusinessまたはEnterpriseに含まれる利用権では、契約の入口がそれぞれ違います。
基本の流れは、自分やチームが対応できる時間を設定し、予約用のリンク、または埋め込み画面を相手に案内する、というものです。相手が時間を選ぶと、接続したカレンダーとZoomミーティングを使った日程調整につながります。
作成できる予約の形式には、個人用とチーム用のスケジュール、今回だけ使う予約枠、複数人から都合を集める投票があります。回答内容に応じて適切な予約先へ案内するフォームも用意されています。たとえば、通常の相談窓口には常設の予約ページを使い、一度だけ候補日を提示したい場面では今回限りの予約枠を使う、といった使い分けができます。
有料版では、最大6つのカレンダーについて予定の有無を確認し、対応可能な時間や予約の前後に置く余白の時間を組み合わせられます。予約する相手のタイムゾーン(地域ごとの時間帯)にも対応しているため、複数のカレンダーを使っている人や、離れた地域の相手と予定を決めることが多い人は、この範囲が自分の運用に合うかを見ておくとよいでしょう。
チームで使う場合は、空いている担当者のうち誰か一人が対応する「Any Host」と、指定した担当者全員が参加する「All Hosts」を使い分けられます。
Any Hostは、複数の担当者で相談窓口を分担するような場面に向いています。All Hostsは、複数人がそろう説明会や面談の日程を決めるときに使えます。管理者はチームのスケジュールを管理し、専用の管理権限を割り当てられるため、個人の予約ページと、組織として管理する予約枠を分けて考えられます。
有料版では、メールやSMSでのリマインドとフォローアップも設定できます。ただしSMSには、組織全体で共有する月間の上限と、管理者が定めるポリシーが関わります。SMSを継続的に使いたい場合は、誰に送るかだけでなく、組織全体の利用量も確認が必要です。
Zoom Schedulerには、無料の入口と有料アドオンに加えて、Zoom Workplaceの契約に含まれる利用権があります。まず、いまのZoom契約でどこまで使えるかを確認し、足りない場合にアドオンを検討する、という順番で見ると整理しやすくなります。
| プラン | 料金・条件 |
|---|---|
| scheduler-basic | Scheduler Basicは、個人用予約ページ1つ、接続カレンダー1つ、日程候補の投票と単発予約を無制限で利用できる無料プラン |
| zoom-scheduler-paid | 有料のZoom Schedulerは、年払いで1ユーザーあたり月額4.99ドルから |
注意
表は2026年7月17日に確認したグローバル向けの米ドル表示です。日本語の製品ページも米ドル表示であり、日本向けの確定した円価格としては扱えません。有料版は利用するユーザーごとのアドオンライセンスなので、導入時は対象ユーザー数と現在のZoom契約を公式情報で確認してください。
無料のScheduler Basicは、個人用の予約ページ1つと接続カレンダー1つから試せます。有料版は年払いの場合、1ユーザーあたり月額4.99ドルからです。複数人で導入するときは、組織全体の人数ではなく、実際にSchedulerを使う人数を先に数えると費用を見積もりやすくなります。
Zoom Workplace BusinessまたはEnterpriseには、Schedulerの利用権が含まれる場合があります。すでにこれらの契約を使っている組織は、アドオンを追加購入する前に、現在の契約内容で利用権を確認してください。
有料のZoom Schedulerでは、Stripeを使った予約時の支払いに対応しています。ただし、公式に対象として確認できる地域は米国と英国です。
日本を含むそのほかの地域で決済を前提に導入したい場合は、確認できていないことをそのまま「非対応」と決めつけるのではなく、自分の契約地域で利用できるかを導入前に確かめてください。決済が必須でないなら、まずは日程調整とZoomミーティングの作成を中心に判断すると、地域ごとの条件を切り分けて考えやすくなります。
Zoom Schedulerは、Zoomアカウントとカレンダーを中心に、社外の相手との予約からZoomミーティングの設定までをつなげたい場合に検討しやすい選択肢です。個人で小さく始めるならScheduler Basic、複数カレンダーやチーム予約が必要なら有料版、またはZoom Workplaceに含まれる利用権を確認します。
一方、予約時の決済を中心に考えるなら対象地域が、SMSを多く使うなら組織全体の上限が、それぞれ判断材料になります。必要な予約方法、利用する人数、いまのZoom契約という順に確認していけば、自分の用途に合う利用形態を選びやすくなります。
この3点を先に決めておくと、無料版で始められるのか、有料版や既存のZoom Workplace契約を使うのかを判断しやすくなります。決済やSMSも使う場合は、地域条件と組織全体の送信上限を追加で確認します。
Q.無料で試せる?
A.Scheduler Basicが無料の入口です。個人用の予約ページ1つと接続カレンダー1つを利用できます。まずこの範囲で運用できるかを確かめてから、複数カレンダーや有料版の機能が必要かを判断できます。
Q.Zoom Workplaceとは別料金?
A.利用方法によって異なります。有料のSchedulerはユーザー単位のアドオンですが、Zoom Workplace BusinessまたはEnterpriseには利用権が含まれる場合があります。いまの契約内容を確認してから追加購入を判断してください。
Q.チームの誰か一人に予約を割り当てられる?
A.Any Hostを使うと、対象の担当者のうち空いている一人に予約を割り当てられます。全員の参加が必要な予約では、All Hostsを使い分けられます。
Q.予約時に支払いを受け取れる?
A.有料版ではStripeを使った予約時の支払いに対応していますが、公式に対象として確認できる地域は米国と英国です。ほかの地域で使う予定なら、自分の契約地域で利用できるかを事前に確認してください。
確認日: 2026-07-17(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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