Zoho Bookings(ゾーホー・ブッキングス)は、提供するサービスと、担当者や設備(リソース)の空き枠を公開し、顧客に予約してもらうためのオンライン予約ツールです。予約を受け付けるだけでなく、外部カレンダーとの同期、顧客のいる地域の時間に合わせた表示、予約後の通知までをまとめて扱えます。
Zoho Bookings単体で契約できるほか、Zohoの各種サービスをまとめたZoho OneからPremiumを利用する道もあります。予約の情報をZohoのCRM(顧客管理)、カレンダー、オンライン会議とつなげたい場合はとくに検討しやすい製品です。ただし、必要な契約内容と、日本向け環境での機能の違いは、導入前に分けて確認する必要があります。
まず、提供するサービスと、それに対応するスタッフまたはリソースをワークスペース内に設定します。公開された空き枠は、ゲストとして訪れた人や、ポータルを利用する顧客が選んで予約できます。
たとえば、複数の担当者が相談予約を受け付ける場合、顧客は公開された時間の中から都合のよい枠を選べます。候補日時をメールで何度もやり取りする代わりに、予約ページを窓口にできるわけです。
検討するときは、「日程を決めるためのリンクを送るだけの用途」なのか、「サービス、担当者、予約後の顧客対応まで含めた予約窓口を運用したい」のかを先に整理すると分かりやすくなります。後者であれば、スタッフやリソースを扱える仕組みと、顧客用ポータルがあることが判断材料になります。
外部カレンダーとは双方向で同期でき、すでに入っている予定とぶつからないように予約枠を提示できます。予約業務とは別に普段使っているカレンダーがある場合、空き時間を二重に管理しなくて済む点が重要です。
また、公開する予約枠は、顧客のタイムゾーン(地域ごとの時間帯)に変換して表示されます。離れた地域の顧客から予約を受ける場合も、相手は自分の時間帯のまま候補を確認できるため、時差を手作業で計算する場面を減らせます。
ただし、実際に使っているカレンダーときちんと接続できるか、運用したい予約の単位に合うかは、事前に試しておくのが安全です。同期機能があることだけで判断せず、普段の予定管理を含めた一連の流れで確かめましょう。
予約が確定したあとは、確認、リマインダー、変更に関する通知を送れます。顧客用のポータルも用意されており、顧客自身が予約を管理しやすくなっています。
そのため、導入時には予約ページを作ることだけでなく、予約後にどの連絡を自動化したいかまで決めておくとよいでしょう。予約直後の確認と、予約日前のリマインダーをどこまで自動に任せるかを整理しておくと、担当者が個別に連絡すべき範囲がはっきりします。
Zoho Bookingsは単体でも使えますが、Zoho Oneを契約している場合はPremiumを利用できます。ZohoのCRM、カレンダー、オンライン会議と同じ製品群の中でつなげられる点が特徴です。
すでにZoho製品を使っているなら、新しい予約ツールを単独で比べるだけでなく、いまの契約でどこまで使えるのかを確認する価値があります。反対にZoho製品を使っていない場合は、予約機能だけで必要な条件を満たせるのか、周辺製品との連携まで必要なのかを分けて考えると、不要な契約を避けやすくなります。
GLOBAL向けの料金体系には、無料のForever Freeと、有料のBasic、Premiumがあります。Forever Freeは月額0で1ユーザーが利用でき、カレンダー同期と通知を含む入口のプランです。
BasicとPremiumはユーザー単位の有料プランで、月払いまたは年払いを選べます。リソースのスケジュール管理は、Premiumの追加オプションという扱いです。スタッフだけで運用する場合と、設備などのリソースも予約対象にする場合とでは必要な契約が変わるため、基本料金だけでなく、利用人数と追加オプションを合わせて考える必要があります。
日本向けの公式ページでは契約条件を確認できますが、決まった日本円の金額は確認できません。GLOBALの料金体系をそのまま日本向けの価格として読み替えず、日本で契約する際の条件は別に確認してください。
注意
料金情報は2026年7月17日に確認したGLOBAL向けの内容です。日本で利用する場合は、契約時点の日本向け条件と金額を公式ページで確認してください。
ひとつめは、リソースのスケジュール管理はプラン名だけを見て判断できないことです。Premiumの追加オプションという扱いになるため、予約したい対象と契約内容を合わせて確認する必要があります。
ふたつめは、日本で利用する場合の環境の違いです。Zoho全体のセキュリティ管理に加えて、日本のデータセンター版と米国版とで機能に差があります。必要な機能が日本向けの環境でも使えるかどうかは、プラン名だけでは決められません。
この2点は、料金と機能を別々に見比べていると見落としやすい部分です。「何を予約対象にするか」と「どの環境で使うか」を決めたうえで、契約条件と実際に使える機能を確認しましょう。
Zoho Bookingsは、担当者やリソースの空き枠を公開し、顧客にオンラインで予約してもらいたい場合の候補になります。外部カレンダーとの同期や、顧客のタイムゾーンへの変換が必要な場合にも検討できます。
また、ZohoのCRM、カレンダー、オンライン会議をすでに使っていて、予約の流れも同じ製品群にまとめたいのであれば、相性を判断しやすくなります。無料の入口から試す場合でも、利用人数、リソースの扱い、日本向け環境での機能差まで確認したうえで有料プランを選ぶことが大切です。
Q.無料で試せる?
A.GLOBAL向けには、1ユーザーで利用できる月額0のForever Freeがあります。カレンダー同期と通知を含みます。日本で契約する際は、日本向けの提供条件を別に確認してください。
Q.Zoho Oneを契約していれば使える?
A.Zoho OneからZoho BookingsのPremiumを利用できます。いまの契約範囲と、日本向け環境で必要な機能が使えるかを確認しましょう。
Q.設備や部屋の予約にも使える?
A.リソースのスケジュール管理はPremiumの追加オプションとして扱われます。スタッフだけを予約対象にする場合と契約内容が変わるため、必要な予約対象を決めたうえで確認してください。
Q.海外の顧客からの予約にも使える?
A.予約枠は顧客のタイムゾーンに変換して表示されます。実際に使うカレンダーとの接続や予約の運用方法も含めて、事前に確認しておくと安心です。
確認日: 2026-07-17(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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