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Chili Piperとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約3分 更新日 2026-07-17 Chili Piper

Chili Piperは、問い合わせフォームの送信から、見込み客が条件に合うかどうかの判定、担当者への振り分け、空き時間の提示、予約の確定までを一つの流れにまとめる、営業向けの製品です。

予約リンクを共有するだけの日程調整ツールとは目的が少し違います。フォームの回答内容やCRM(顧客情報を管理するシステム)に登録された情報に応じて、「誰の予約枠を表示するか」を切り替えたい場合に向いています。一方で料金は、どの製品を使うかと席数(利用者の枠)によって変わるため、必要な範囲を先に整理しておくことが大切です。

Chili Piperでできること

Chili Piperの中心にあるのは、フォームを送信した相手を判定し、適切な担当者につないで、その場で予約まで進めてもらう流れです。

たとえば、問い合わせフォームの回答内容やCRMの項目をもとに担当者を決め、その担当者の空き枠を表示できます。担当者を決める方法としては、CRM上でその見込み客を担当している人、フォームの回答、CRMの項目、複数の担当者へ順番に割り当てる方式などが使えます。

予約リンクと担当者の振り分けの仕組みは、自社のWebサイトに埋め込めます。見込み客を別の予約サイトへ移動させることなく、サイトの中で予約まで完了させる構成も選べます。

予約枠はカレンダーとタイムゾーンをもとに表示する

予約枠を表示するには、GoogleまたはMicrosoftのカレンダーを接続します。カレンダーで「予定あり」になっている時間を避けたうえで、担当者と予約する相手のタイムゾーンを合わせて空き枠を表示します。

カレンダーは最大6件まで追加できます。ただし、2件目以降のカレンダーは予定の重複を避けるために参照するだけで、予約を書き込む先には指定できません。仕事用と個人用など複数の予定表を参照したい場合は、どのカレンダーを予約の登録先にするのかを先に決めておきましょう。

予約が入ったあとは、カレンダーへの招待に加えて、メールやSMSでリマインダーを送る設定ができます。SMSを使う場合は、Twilioというサービスとの接続が必要です。

担当者の振り分けが必要かどうかで検討範囲が変わる

Chili Piperを検討するときは、日程調整だけできればよいのか、問い合わせ内容に応じた担当者の振り分けまで必要なのかを分けて考えると選びやすくなります。

Routing & Schedulingでは、フォームの送信から条件の判定、担当者の振り分けを経て予約へ進む流れを扱えます。営業の窓口が複数あり、見込み客の条件に応じて担当者を変えたい場合は、この範囲が検討の中心になります。

一方、ChiliCal standaloneは日程調整のための別料金の製品で、担当者の振り分けは含みません。必要なのが個人や担当者単位の日程調整だけなら、いきなりフル構成を前提にせず、ChiliCal standaloneの範囲で目的を満たせるかを確認するとよいでしょう。

Chili Piperの料金

2026年7月17日に確認したグローバル向けの公開料金は次のとおりです。

プラン料金・条件
routing-and-schedulingRouting & Schedulingは15席込みで月額換算1,250米ドル、年額15,000米ドルからである
routing-and-schedulingRouting & Schedulingの15席を超える追加席は月額換算45米ドル/席である
chilical-standaloneChiliCal standaloneは月12米ドル/席で、routingやorchestrationを含まない

Routing & Schedulingの月額換算額は、費用を比べやすくするための表示であり、契約自体は月払いではありません。見積もるときは、15席を含むプラットフォームの料金、15席を超える分の追加席、ChiliCal standaloneの席を、それぞれ分けて計算する必要があります。

予約画面は日本語で利用できますが、日本市場に固有の公式料金は確認されていません。表の米ドル料金はグローバル向けの基準であり、日本向けの価格ではありません。

注意

料金は2026年7月17日時点で確認した内容です。契約前に、必要な製品、席数、請求条件と最新の料金を公式情報で確認してください。

導入前に確認したい運用上の条件

営業の流れに組み込む製品なので、機能だけでなく、いま行っている受付方法や情報管理とのつながりも確認が必要です。

まず、フォームの回答やCRMの情報をもとに担当者を振り分ける必要があるかを整理します。担当者を分ける条件があいまいなままだと、どの情報を判定に使うかを決められません。

次に、予約に使うGoogleまたはMicrosoftのカレンダーと、予約を書き込む先のカレンダーを確認します。複数のカレンダーを使う場合は、参照専用になるカレンダーがあることも、自分たちの運用に合うか見ておきましょう。

セキュリティ面では、SOC 2 Type 2とISO 27001が示されています。データの保存場所は米国でのホスティングと示されているため、自社のデータ保管に関する条件と合うかも確認の対象になります。

確認しておきたいこと

問い合わせ内容やCRMの情報に応じて、予約先の担当者を振り分ける必要がありますか。
GoogleまたはMicrosoftのどのカレンダーを、予定の確認用と予約の登録用に使いますか。
15席を含む年額契約に、必要な追加席を加えても予算に収まりますか。

よくある質問

Q.日本語の予約画面は使える?

A.日本語の予約画面を利用できます。ただし、日本市場に固有の公式料金は確認されていないため、グローバル向けの米ドル料金とは分けて考える必要があります。

Q.SMSで予約のリマインダーを送れる?

A.SMSのリマインダーを設定できますが、利用にはTwilioとの接続が必要です。メールでのリマインダーも設定できます。

Q.複数のカレンダーへ予約を書き込める?

A.カレンダーは最大6件まで追加できますが、2件目以降は「予定あり」の時間を参照する用途に限られ、予約の書き込み先には指定できません。

出典

確認日: 2026-07-17(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Chili Piper