Acuity Schedulingは、サービスやクラスの予約をオンラインで受け付けるツールです。スタッフや場所ごとのカレンダー、予約時の質問、決済を1つの予約導線にまとめられます。
予約を受け付けるだけでなく、外部カレンダーとの予定調整やリマインダーまでまとめたい場合に候補になります。一方で、料金は利用者数よりも管理するカレンダー数に注目する必要があります。返金処理など、外部システム側で行う作業もあります。
まず、事業者側が「60分の個別サービス」や「複数人が参加するクラス」といった予約対象を用意します。スタッフや場所の予約枠はカレンダーで管理し、予約者は表示された空き時間から自分で日時を選びます。
予約の際には、必要な情報を質問で受け取ったり、決済まで同じ流れに含めたりできます。たとえば、申し込み時に事前の確認事項を入力してもらい、そのまま支払いへ進むという導線を作れます。
予約後は確認とリマインダーが送られます。予約者は、事業者が設定した期限の範囲内で、日時の変更やキャンセルを行えます。
Acuity Schedulingは、接続した外部カレンダーで「予定あり」になっている時間を見て、予約の重複を避けます。たとえば、既存の予定が入った時間に、オンライン予約の枠を重ねないようにできます。
予約枠と通知は、予約者のタイムゾーンに合わせて表示されます。異なる地域の相手から予約を受ける場合は、時差を手作業で計算して候補時間を伝える必要がありません。
ただし、空き時間の基準となる予定の管理は外部カレンダーに分かれます。導入前に、どのカレンダーを予定管理の基準にするかを決めておくことが大切です。
予約フローに決済を含められますが、費用はAcuity Schedulingの利用料だけではありません。Acuity Schedulingが上乗せする取引手数料は原則として0ですが、接続した決済事業者の処理手数料は別に発生します。
また、キャンセル受け付けと返金は同じ作業ではありません。返金処理は別のシステムで行うため、キャンセルが発生したときの手順も確認しておきましょう。
Acuity Schedulingに無料プランはなく、7日間のトライアルが用意されています。下表はグローバル向けの税抜USD価格で、いずれも年払いの月額相当です。
| プラン | 料金・条件 |
|---|---|
| starter | Starterの年払い表示は月額相当16 USDで1 calendarを含む |
| standard | Standardの年払い表示は月額相当27 USDで最大6 calendarsを含む |
| premium | Premiumの年払い表示は月額相当49 USDで最大36 calendarsを含む |
注意
2026年7月17日確認時点で、日本向けの円建て価格は確認できていません。料金と条件は変更されることがあるため、申し込み前に対象市場の公式表示を確認してください。
プランの違いで特に見るべきなのは、管理できるカレンダー数です。ここでのカレンダーは、スタッフや場所の予約枠を管理する単位です。料金を見積もるときは、単純な利用者数ではなく、必要なカレンダー数が各プランの上限に収まるかを確認します。
HIPAAに関わる用途では、PremiumプランとBAAが導入の入口になります。
ただし、プランと契約をそろえれば、利用者側の対応が不要になるわけではありません。設定や日々の運用についても、利用者側の責任が残ります。
Q.無料でずっと使える?
A.無料プランはありません。7日間のトライアルを利用できます。
Q.外部カレンダーの予定との重複は避けられる?
A.接続したカレンダーで「予定あり」になっている時間を避けて予約枠を表示できます。
Q.予約時の決済に手数料はかかる?
A.Acuity Schedulingが追加する取引手数料は原則として0です。ただし、接続した決済事業者の処理手数料は別に発生します。
Acuity Schedulingは、サービスやクラスの予約、事前の質問、決済、通知をひとつながりの流れで扱えるツールです。スタッフや場所ごとに予約枠を分けたい場合は、必要なカレンダー数からプランを選びます。
同時に、予定を管理する外部カレンダー、決済事業者の手数料、返金作業の手順まで含めて運用を考えることが必要です。予約画面のトライアルだけでなく、これらの周辺作業も含めて確認すると、自分の用途に合うか判断しやすくなります。
確認日: 2026-07-17(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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